この記事では東京オリンピック2020でメダルが有力視されている「競歩」のルールやコース、出場選手まで徹底的に紹介して行きます!
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競歩とは
競歩とは20 kmと50 kmの2種目で争われる競技です。
この記事を読まれている方の多くは、競歩のルールについてあまり詳しくないかと思います。
そんな方に向けて、競歩のルールを紹介して行きます。
競歩のルール
「常にどちらかの足を地面についていないといけない」
もし足が浮いていると判断された場合は下フラッグをかざされます。
審判から注意を出された選手は、すぐに歩形を直さなければいけません。
すぐに直さなかった場合には審判がレッドカードが出されます
レッドカードが出されると、ゴール付近内側に設置している掲示板の自分の番号のところにパドルと同じマークが貼られます。
これが「ロス・オブ・コンタクト」という違反です。
「前脚は接地の瞬間から地面と垂直になるまで膝を曲げてはいけない」
脚を着く瞬間には脚を曲げてはいけません。
もし曲げていた場合には、こちらもロス・オブ・コンタクト同様にレッドカードが提示されてしまいます。

競歩 違反時に出されるフラッグ
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日本選手紹介【内定選手のみ】
50 km競歩
川野将虎
10月27日に開催された、第58回全日本50 km競歩高畠大会の50km競歩を今季世界最高記録となる3時間36分45秒で制した川野将虎(東洋大)が男子50kmの代表に内定。
この記録は今年の日本選手権で鈴木雄介が樹立した日本記録3時間39分45秒を一気に2分以上塗り替える大記録。
まだまだ伸び盛りの大学生でもあり、今季世界ランク1位ということで金メダルへの期待大きい。
*関東インカレ決勝の様子。写真後ろが川野選手
鈴木雄介
19年9月27日(金)にカタール・ドーハのハリーファ国際スタジアムで第17回世界陸上競技選手権大会が開幕した。
本大会の男子50 km競歩において日本人競歩界初の金メダルを獲得。この結果より東京オリンピック2020の代表に内定。
20 km競歩
山西利和
鈴木選手と同じくカタール・ドーハのハリーファ国際スタジアムで開催された世界陸上競技選手権大会において、男子20km競歩で金メダルを獲得し東京オリンピック2020の代表に内定。
京都大学卒業というまさしく文武を極めた異色の経歴を持つ選手。
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現時点で日本代表に内定している3選手いずれも世界陸上金メダルや、今季世界最高記録を持つなど、金メダルの可能性があり非常に注目の種目。
コースが東京から札幌に変更となったが、準備を万全に整えて本番を迎えて欲しいと切に願う。