東京オリンピックの出場権をかけ、本日12月1日に福岡国際マラソンが開催されています。
昨年は今年のMGCで第2位に入った服部 勇馬【トヨタ自動車】が優勝したレース。去年に続き、日中は19℃まで気温が上がる厳しいコンディションとなった。
大迫 傑【ナイキオレゴンプロジェクト】の持つ日本記録(2時間5分50秒)を更新することが、オリンピック代表のための条件となるため、序盤から日本記録を目指して1キロ2分55秒~3分のハイペースでレースは進んだ。
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スタート~ハーフ地点通過
序盤~ハーフ地点通過まで、藤本 拓【トヨタ自動車】、佐藤 悠基【日清食品】、市田 孝【旭化成】らが先頭集団についていく展開。
先頭集団は3名のペースメーカーが引っ張り、全員で9人の集団で進む。
ハーフ地点を1時間3分1秒と日本記録を更新するペースで進む(日本記録ペースは1時間3分4秒)。
第2集団には、設楽 啓太【日立物流】、北島 寿典【安川電機】、福田 穣【西鉄】、堤 悠生【JFEスチール】、牧野 冴希【大日本印刷】らがついていく。
第2集団も先頭から30秒遅れ程度と非常にハイペースでレースは進む。
ハーフ~30キロ地点
25キロ付近で、市田孝、佐藤悠基らが先頭か遅れ始める。
この時点で、ペースメーカーを除くと先頭集団は藤本拓とダザ【モロッコ】(自己ベスト2時間5分26秒)の2名に絞られる展開。
30キロ地点通過は1時間29分33秒(日本記録ペースは1時間29分46秒)と日本記録を上回るペース。
さらにダザがここでペースアップ。藤本拓もすぐに反応しついていく展開。
先頭集団は依然、日本記録とほぼ同じペースで進む。このペースでどこまで押していけるか。
第2集団では、23キロ地点で設楽啓太・牧野冴希、26キロ地点で福田穣も遅れ始める。
30キロ地点~35キロ地点
先頭のダザは35キロ地点を1時間44分40秒で通過。
続いて、藤本拓が1時間45分12秒で続く(日本記録は1時間44分17秒)。
3位争いは佐藤悠基とデレセ【エチオピア】が1時間46分43秒で通過。
40キロ地点
先頭のダザが40キロ地点を通過
続いて、藤本拓が2時間1分47秒で続く。
3位はデレセ、福田穣が佐藤悠基・チョゲを抜いて4位に浮上。
Finish
第1位はダザ【モロッコ】で2時間7分10秒で優勝。
第2位は藤本拓【トヨタ自動車】で2時間9分36秒。
第3位は福田穣【西鉄】で2時間10分33秒。
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モロッコのダザ選手は東京オリンピックにも内定しており、日本選手の脅威となってくることでしょう。
正式な大会結果は公式ページ「http://www.fukuoka-marathon.com/results/」にて12月1日の午後6時頃に更新される予定です。
最後に、選手の皆さん本当にお疲れさまでした。
見ごたえのある素晴らしいレースをありがとうございました。
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